「社長コラム」
【成長の気づき】
人間誰しも大人になって自己成長を感じた経験があると思います。社会人として経験を積めば積むほどその機会は減少している気がしますが、自分以外の人は意外と気づいてくれているものです。と、こんなことを思い起こしたきっかけは孫と過ごしていた時でした。
私には今年の3歳になる孫がいます、月に1,2度顔を合わせますがその度に彼の成長を肌で感じています。まずは言語能力、言葉を理解する力、自分が言葉を発し相手に意思を伝える力。次に行動力、欲求や本能に基づく行動、周囲に促されてとる行動。そして身体能力、立つ・走るはもちろんですが、飲んで食べて暴れる。等々幼少期の成長は誰の目にも明らかです。2月からは幼稚園にも通うようになり更に成長は加速していくでしょうが、本人にそのような自覚はないはずです。
人間が自己成長を実感するのはいつのころからでしょう、私自身高校生のころはそのような感覚を持っていた記憶があります。また、社会人になって間もないころ、環境が変わり過ぎてとてつもない刺激と自分の未熟さに衝撃を受けたことをはっきり覚えています。いわゆる「井の中の蛙大海を知らず」を実感した機会です。そこで改めて“成長を実感すること”について考えてみました。
社会人になって成長を実感する機会はどんな時でしょう。昇給・昇格は一例かもしれませんが、それは客観的評価の結果とも言えます。より顕著に自己成長を実感する瞬間は“今までできなかった業務を完結できた”、“苦手意識を持っていたあの人と楽しく会話できた”、“チームとして結果を出し団結力が強くなった”、といった精神的な充実感を感じる瞬間が挙げられます。
では実際に成長実感をもっている人はどのような人なのか。
①業務内容や関わる人に対し広がりがある
意識的に業務スキルを更新し、関わる業務内容にも広がりが生む。その結果関わる人にも広がりが生じ、幅広いコミュニティで様々なタイプの人とのコミュニケーションが生まれ自己が磨かれます。
② 責任感をもって仕事をしている
仕事があることに感謝し、仕事への責任感を強くもつ。責任感がある人は、結果が出るまで仕事を全うし、周囲からの信頼を獲得することができ、結果として新たな仕事を多く手に入れる好循環を創り出します。
③ 社外のネットワークも継続してもっている
上述①の関わりは社外にも伸びています。他社で働く同世代や同じ職種の人と比較すると、より強く成長を自覚できる可能性があります。加えて社外ネットワークの成長度合いに焦り成長志向が強まるかもしれません。 自分を鼓舞するためにも意識的に社外ネットワークを構築しています。
“謙虚さ・素直さ・向上”については折々で触れています、一方で自分自身を高めていくという視点から、成長実感をもつ様に日々心掛けてみてはいかがでしょうか。
と、可愛い孫と過ごしていたらこんなことに思いがはせてしまった2月でした。
去る2月16日、日経平均が1989年12月の史上最高値にあと72円にまで近づくという報が流れました。日経平均とは1950年にスタートにした70年以上続く代表的な株価指標であり、本誌が皆さんの手元に届くころには35年ぶりに最高値を更新している可能性があります。
ただ現在の225銘柄のうち当時と同じ銘柄は約20%とのこと、学生時代にバブルを経験した身として世の移り変わりや連続性をしみじみ感じました。
不動産事業所より「優良賃貸物件」の紹介です
不動産事業部より、新築賃貸物件を紹介します。
近鉄河内花園駅から徒歩5分圏内にある新築マンション「Muses花園本町」
総戸数18戸、駅周辺にはスーパーや飲食店が数多く立ち並び、生活環境は申し分ありません。
各部屋オール電化で、キッチンもIH仕様の為、掃除も手入れも簡単!魅力的な賃貸物件です
編集後記
年が明けてから2ヶ月が過ぎようとしておりますが、昨年と比べて各地で活気が戻ったように感じます。コロナ明けと円安により、海外からの旅行客が大幅に増えた影響が大きいと思います。
街に活気が戻ると何だか元気に頑張ろう!って気持ちになるのは私だけでしょうか !(^^)! 広報委員長