ワールドプランニング社内広報誌

【社長コラム】

【今期事業部方針】

2025年は6月で折り返しですが、同時に当社の期初となります。節目となる30期を終え、40期50期へ向けて新たな1ヶ月が経過しました。

人間はいつか引退しますが会社は永続していかなければなりません。そして会社の発展は関わる皆さん全員の幸福、社会・地域貢献へとつながります。今期は本社の移転を控えており、ワールドグループが一体となり相乗効果も上がっていきます。

今期以降、私自身は次の世代へバトンを渡すために人材育成に力を注いでいく所存です。

先般、本社において期初全体会議が開催されました。私からは皆さんに2点お願いをしています。一つ目は「継続する力を養うこと」二つ目は「知識・スキル・経験の底上げ」です。個人の成長と会社の成長はリンクしています。継続する習慣を身に着けることで、いざという時の備えとし、困難から目を背けず、真正面から向き合って解決する。

そんな各人であり会社であり続けたいと願ってのことです。

現在当社は4つの事業部門と管理部門があります。各事業部への31期の期待を一言伝えました、不動産事業部は「必死に攻める」、人材派遣事業部・北本事業所は「人口構造の変化に向き合う」、自動車事業部は「言語化で仕組みをつくる」、製造事業部は「社員を軸とした組織作り」、管理部は「縁の下の力持ち」です。

以下に、例年同様今期の各事業部方針を紹介しますので参照してください。

<不動産事業部>テーマ:習慣化

・不動産業界を取り巻く環境は年々厳しくなってきています。しかしそれを言い訳にせず、買取物件を増やすために自分達にできる地道な努力を続けることにより成果につなげていきます。

・SNSやWEBを積極的に活用し新たな手法も活用しながら、当社祖業としての誇りをもって31期に臨みます。

<人材派遣事業部>テーマ:二本柱の確立

・各人の役割と目標を明確に可視化し、人材派遣業と外国人材の活用(技能実習・特定技能)、この2分野を両輪として人口構造の変化に向き合っていきます。

・本社・埼玉営業所における新規取引先を拡大し、お客様のすそ野を広げていきます。

・粗利率を向上させるために求人コストを20%削減し、スタッフフォローに力を入れることで離職率を下げます。

<北本事業所(ロジス東京)>

・人員体制が整い、30期中から次のステージに入っています。

・出荷精度の向上、マルチタスク化、人時生産性の向上、在庫管理の徹底の4点について具体的数値目標を設定し、ワールド運輸株式会社と協働で取り組んでいきます。

<自動車事業部>テーマ:輝~輝いた存在になる~

・販売車種の主軸を決め、販売期間を定めることにより回転率を上げながら収益を確保します。30期後半からこの流れが確立されてきました。

・過去の販売データからターゲット層と車種を適切に絞り込みます。

・損保会社と提携により保険代車によるベース収益を確保します。

・管理部との連携を密にすることで事務体制を強化し、顧客サポートを確立します

<製造事業部>テーマ:関わる全ての方を笑顔にする

・より良い製品づくりのために、個々のスキルアップを図り作業効率を上げていきます。

・社内教育の時間を定期的に確保し技術認定者を増やします。

・4つの委員会を設置し、社員間の対話を増やすことで様々な意見を集約し実務に落とし込んでいきます。

<管理部>テーマ:つなぐ・整える・支える~多角経営を支える「全社基盤」の構築へ~

・つなぐ:情報とフローの整備、整える:標準化・可視化・デジタル化、支える:実務支援と制度整備

・強化すべき重点領域を抽出し解決することで「後方支援」から「共創者」へ進化します。

・会社の成長を下支えする土台として、一つずつ着実に結果を積み上げていきます。

以上、決算という一つの節目は迎えましたが、経済活動は休むことなく途切れることはありません。先月号で社是社訓について触れました、これからも「素直さ・謙虚さ・向上心」を持って行動し明るい未来を築いていきます。

【編 集 後 記】

6月、いよいよ新しい期が本格的に始動しました。
節目となる30期を終え、新たなスタートを切った今、社内には静かに前へ進む力強さが感じられます。

梅雨の合間に覗く晴れ間のように、一人ひとりの小さな前進が、やがて大きな成果へとつながっていく。そんな一年にしていきたいですね。

今期も、皆で一日一日を大切に積み重ねていきましょう。

広報委員長 井口