ワールドプランニング社内広報誌

【社長コラム】

「今年の気候」

2024年も残り3か月となりますが今年ほど気候に関連する話題が報道された年は記憶にありません。そこで本号では世界における今年の気候に関するトピックスと影響を振り返り、我々に何ができるかを考えてみたいと思います。

①記録的な熱波

夏、ヨーロッパや北アメリカ・アジアの一部で記録的な熱波が観測されました。各地で気温40度を超える日が続き、日本国内でも猛暑日の日数が過去最高となりました。

ビジネスへの影響:国内で電力供給が逼迫することはありませんでしたが、屋外作業の制限が実施され建設業や農業などの生産性が低下しました。

生活への影響:熱中症患者が増加し、医療機関は一部で対応が逼迫しました。また、学校やイベントの運営にも影響が及び、夏の甲子園では2部制が導入され、プロ野球でも投手のイニング間給水が始まりました。

②豪雨と洪水

南アジアやヨーロッパの一部でも、集中豪雨による洪水が発生。短期間で例年を上回る降水量が観測され、広範囲にわたる浸水被害が起こりました。

ビジネスへの影響:洪水により交通網が寸断され物流に大きな混乱が生じ、製品の供給遅延やコストが増加しました。また、農作物への被害も甚大で、食料価格の高騰が見られました。

生活への影響:住居やインフラの被害により、多くの人々が避難を余儀なくされました。国内では季節外れの迷走台風や線状降水帯の発生で、生活の基盤が失われた地域もありました。特に九州の一部や能登地方は被害が甚大です。

③干ばつ

一方で、南米やアフリカの一部では深刻な干ばつが続き水資源の不足が深刻な問題となっています。

ビジネスへの影響:干ばつにより作物の生育が大幅に悪化し収穫量が激減。この影響でも、食料供給の不足と価格の上昇が発生。例えば、カカオ豆の生産が大幅に減少しチョコレート関連の価格高騰や減産が指摘されています。

生活への影響:生活用水にも影響を及ぼし、給水制限が行われた地域もありました。また、農業従事者の収入減少や食料価格の上昇は、地域の経済と生活に深刻な影響を与えています。

④異常な寒波

今年1月中旬欧州やアメリカは北極からの大寒波に襲われ、アメリカ中西部では体感温度はマイナス50℃に達したところもありました。

ビジネスへの影響:寒波による積雪や凍結も、物流や交通網に大きな影響を与えました。前述同様、配送の遅延や製品の供給が滞り、また果物や野菜の生産にも被害が発生しています。

生活への影響:暖房設備が整っていない地域での寒波は、住民の健康や日常生活の行動にも影響を与えています。

 

以上が今年の主な天候に関する事象と影響です。国内だけでなく世界的に見ても年々気候の変化による活動への影響が見て取れます。

当社は今年の3月、大阪府SDGs宣言を実施し、そこには環境対策も含んでいます。これらの取組みこそ一人一人の意識の積み重ねが結果につながるものです。すぐに成果が出るものではありませんが、この意識付は日常の業務や自己研鑽にも共通しているのではないでしょうか。

本原稿完成のタイミングで、大谷翔平選手が史上初の「50-50」を達成しました。華やかな祝福報道の裏側でどれだけの努力鍛錬を重ねているのか、心身をどこまで自ら律しているのか、様々なことを見つめ直す良い機会となりました。

 

TikTok動画更新しました!~Part2

前号でTikTok動画配信のご案内をさせていただきましたが、今号ではその動画制作について紹介します。

動画は、台本作成→出演者決定→撮影準備→撮影 という流れで制作しています。

今まで、不動産事業部・自動車事業部が単独で物件案内動画、輸入車動画を配信していましたが、こちらの相乗効果を考えて、「会社紹介」動画を本格的に制作して、配信することにしました。

本社スタッフを中心に、各事業所スタッフにも協力いただき、終始和やかな雰囲気の中で撮影することができました。

9月も新たに5本の動画を撮影しています。順次配信していきますので、TikTokをチェックしてくださいね。

【編 集 後 記】

9月も中旬が過ぎ、ようやく暑さが和らいできたように感じます。各事業所ともに過ごしやすい気候となり、一層業務に打ち込むことができるのではないでしょうか(^^♪

埼玉営業所も忙しそうですね(笑       

広報委員長 井口