ワールドプランニング社内広報誌
【社長コラム】
「30期も折り返しです」
早いもので2024年も1か月を切り、史上最高の酷暑が過ぎ去り一気に冬めいてきました。引き続き体調には十分留意して精励ください。11月は当社の半期、一年折り返しの月を終えるに際し本誌6月号に記載された全事業部の今期スローガンを以下に再掲載します。
<全社方針> 【史上最高の一年にする】
<不動産事業部> 【仕入れの強化】
<人材派遣事業部> 【主要取引先の獲得】
<自動車事業部> 【万里一空】
<製造事業部> 【関わる全ての方を笑顔にする】
<北本事業所> 【組織づくりと収益の確立】
これらを掲げ、期初に具体的行動や目標計画が立てられました。現在下期を迎え、決算に向け全事業部が振り返りを実施してくれています。計画通りに進んでいる部分とそうでない部分、それぞれの要因を分析し対策を立てています。目標が高いと、未達の部分がピックアップされマイナスに意識が向かってしまいますが、大切なことはその原因を分析・共有し最善策をとることです。直近半年間だけでなく、昨年一昨年の出来事や行動も振り返ることで新たな気づきが出てくるはずです。
私は先日、奈良県のある高校の創立100周年式典に招待いただきました。5年ほど前まで役員を務めていた縁があってのことです。卒業生による記念講演やお祝いのビデオメッセージ、在校生たちのパフォーマンス等様々な催しが企画されていました。5年ぶりに会う当時の役員の方々・校長先生をはじめとする教員の方々、私の任期は4年程でしたが顔を見て話をすると当時の記憶が次々とよみがえるとともに、任期中の反省が頭に浮かんできたことは自分でも意外でした。 “あの時ああすれば良かった、こういうこともできたんじゃないか、そうすればもっとみんなが喜んでくれたのではないか”といった類です。現在、その高校とは何か定期的なつながりが残っているわけではありませんし今後もその予定はありませんが、それでも色々な反省や気づきが生まれます。
ビジネスの世界において、「PDCA」という言葉がよく使われます。説明は割愛しますが、このサイクルは1年や半年、1ヶ月だけではなく、1日単位でも当てはまります。私自身は通勤途中に一日の行動を確認し、帰宅途中に一日の振り返りと翌日のイメージを作ります。試行錯誤しながら自分なりのPDCAをいつからか毎日実施しています。
上述した高校の式典を終えて、人間(及び組織)は様々なサイクルのPDCAで成り立っているとの考えに改めて至った次第です。日々、月や年単位なのか、もしくは数年単位なのか、常に自分自身を律しPDCAを継続できるか。少しの積み重ねが組織や人生の結果に大きな影響を及ぼします。
2024年も皆さんにとって忘れられない出来事があったと思います、12月は慌ただしい月ですが、やり残しを極小化して気持ちよく新年を迎える準備をしてもらえれば幸いです。
【年末調整について教えて!】
年末調整(ねんまつちょうせい)は、日本の税制において、給与所得者が年間に支払うべき所得税額を正確に算定し、源泉徴収(毎月の給与から差し引かれる税金)で引かれすぎた税金を還付したり、不足している場合は追加で支払うための手続きです。これは会社が年末に行う処理で、給与所得者の所得税に関しては基本的に確定申告をする必要がないようにするための仕組みです。
年末調整の仕組み
1.毎月の源泉徴収:
1.給与を受け取るたびに、給与の額に応じて所得税が天引きされます。この天引きは、概算で算出されているため、年間の収入や控除によっては、実際に支払うべき税額と異なる場合があります。
2.年末調整で行うこと:
1.1年間の給与総額が確定した段階で、正確な所得税額を計算し、源泉徴収された税額と比較します。
2.この際に、扶養控除や配偶者控除、生命保険料控除、医療費控除、住宅ローン控除などの控除が適用されます。これらの控除によって課税所得が減少し、結果として税額が減ることが多いです。
3.控除の申告:
従業員は年末に「扶養控除申告書」や「保険料控除申告書」を会社に提出します。この書類を基に、会社が年末調整を行います。
4.調整後の結果:
源泉徴収された税額が多かった場合は還付され、少なかった場合は追加徴収されます。
【がんばろう能登 ~ひとりじゃないプロジェクト~】
「がんばろう能登 ひとりじゃないプロジェクト」は、2024年に石川県能登地方を中心とする地域で発生した大地震により、被害を受けた住民や地域社会を支援するために立ち上げられたプロジェクトです。
このプロジェクトは、被災者が「ひとりじゃない」というメッセージを発信し、地域の連帯や支援を呼びかけています。
主な活動内容は以下のようなものがあります:
1.復興支援:被災した地域のインフラ整備や住民の生活再建を支援するための募金活動やボランティア活動を実施。
2.心理的サポート:被災者の心のケアを目的としたカウンセリングや、コミュニティイベントの開催。
3.情報発信:震災の状況や支援活動の進捗を発信し、全国からの支援を呼びかける。
4.地域経済の復興:被災地の経済を支援するため、地元産品の購入促進や観光誘致のためのキャンペーンを実施。
このプロジェクトは、行政、地元の団体、企業、そして全国の支援者の協力を通じて展開され、能登地域の復興に向けて様々な取り組みが行われています。
こちらの一環として、11月16日、17日に、能登の中学生たちを枚方パーク(ひらかたパーク大阪府内の遊園地)へ招待して、少しでも楽しい時間を過ごして欲しいという想いで実施された事業に中野会長が実行委員長として参加されました。
こちらの行事には、開催地枚方市の中学生たちも参加して、能登の中学生をおもてなしされました。積極的に能登の子たちに声掛けする等の気遣いが見られたようで、中野会長ご自身も、「色々な気づきをいただきました」とお話しされていました。
【編 集 後 記】
11月のアメリカ大統領選挙で、トランプ大統領が再選となりました。「アメリカ第一」の政策により日本への影響も少なからずだと思います。日本も総理大臣が変わりましたが、どうか日本国民の為の良き政策をすすめて欲しいでものです。。。 広報委員長 井口