ワールドプランニング社内広報誌

【社長コラム】

「本誌第50号を迎えました」

今期当社が30期を迎えていることは何度か触れてきましたが、本広報誌も50号となりました。第1号は26期(2020年)9月です。

“継続は力なり”という言葉がありますが、何事もスタートしたのち継続・発展していくことが肝要です。今回第1号以降の歴史を見返していましたが、徐々に紙面やデザイン性も洗練されてきており、時事トピックスをはじめ毎号紙面づくりには影ならぬ努力があることは身近で感じています。広報委員並びにご協力いただいた皆さん、ありがとうございます。

2020年9月の広報誌創刊当時について、皆さんはどのような記憶を持っていますでしょうか?私の中で当時最大の話題は“コロナ渦”です。2020年1月に新型コロナの日本上陸が確認され、緊急事態宣言発令や外出自粛が求められていたのがこのころです。と同時に、DXという言葉が盛んに使用されはじめ、人と人が接触しないデジタル化の波が一気に進み始めました。いまでは日常に欠かせないリモート会議やテレワークが広く実践されるようになりました。ちなみにZOOMが産声を上げたのは2011年で、その間使用される機会は国際会議や学会等ごく一部だったとのことです。

このような時代背景の中、なぜ一見時代遅れな紙媒体である広報誌を発行し始めたのか。デジタル化が進む中でこのような取り組みをスタートしたことは時代に逆行をしているとも言えます。既に日々数多くのメルマガやネット情報が我々の回りで氾濫し、その情報量の多さから消化不良を起こしていることもありました。そこであえて紙面を作成し、毎月一度封書として皆さんの手元に届けることとしました。複数の事業部が存在する当社において、社内の様子やその時々のトピックスを皆で共有することで、より自分たちの所属する会社のことを知ってもらいたかったのです。本人はもとより、配偶者の方をはじめとするご家族の目に留まる機会が増えたという声をたくさんいただきました。アナログの良さと必要性を再認識したことを思い出します。

デジタルとアナログの本質的な違いは、マーケティングや情報伝達において顕著ではないでしょうか。例えば、私たちがスマホを通じ様々な広告を目にすることがあります。これは日々の検索履歴や閲覧履歴をもとに一人一人の興味の対象を分析し、積極的に提案を受けている状態です。受け取る側の価値観や感受性は関係ありません。無意識のうちに人間のトリガーがAI分析を受け、ともすれば人間の意識がAIに影響を受ける(引っ張られていく)可能性があるということです。一方アナログでの情報伝達は、自ら保有する情報を直接伝えることから始まります。当然主観が入りますので、表現方法やその質感により受け止め方が異なってきます。なおかつ、お互いの為人を少なからず知っているので同じ情報でも個人差が大きく出ることがあります。

今後もデジタルの発達にブレーキがかかることはないでしょう。そんな中でアナログの良さを再認識し、自己研鑽を積んだり、読書を通じて想像力を高めたり、生身の人間の力を磨いていく必要性を50号発行に際し感じました。

給与明細の電子化とともに本誌もデータで目にする方が増えたと思いますが引き続き社内報としてお付き合いいただければ幸いです。

 

健康保険証が変わります!!

健康保険証が新たに「マイナンバーカードの健康保険証」に移行します。

現行の健康保険証は、令和6年12月2日以降新たに発行されなくなりますが、皆さまのお手元にある健康保険証(有効期限の記載のないもの)は、有効期限1年間(令和7年12月1日まで)は使用可能です。

マイナンバーカードを取得されていない方は、まずマイナンバーカード申請を行い、健康保険証利用の申請・登録をしましょう。

 

人材派遣事業部の営業活動をお知らせします!

今号では人材派遣事業部の営業活動を皆さまにご紹介します。

人材派遣事業部は、大阪本社、埼玉営業所、愛知事業所の3拠点で営業展開しています。

弊社の人材派遣事業は、単に「派遣社員を企業へ派遣する」だけではなく、顧客の抱える人的問題解決の為に営業活動を行っています。

営業担当者が「人材問題解決のためのソリューション営業(提案型営業)」の為に、企業へ訪問して様々なニーズを受け解決に向けて奔走しています。

今期は、「各拠点で主要得意先を増やす!」という目標を掲げて日々活動しています。

毎日の地道な営業活動が奏功し、本社では既存得意先との取引が深まり、人に関する相談は全てワールドプランニングへ、という企業も増えてきました。

埼玉営業所は開設3期目で、新規顧客開拓を中心に営業活動を行っています。

営業対象エリアは関東全域と広範囲にわたっており、大きなマーケットが広がっています。

しかしながら、関東での実績や知名度もない中での営業は想像以上に厳しく、苦戦しているのが現状です。そうした中で、本社取引先のM社、S・P社、F社の中部、関東エリアの工場を紹介いただき、契約に向けた前向きな商談に結び付きました。

こちらの話の背景には、本社営業担当者の顧客とのコミュニケーションがしっかりと取れていることがあります。日々の営業活動の賜物だと感じます。

愛知事業所は、樹脂製品大手メーカー工場へ人材を派遣しています。こちらの事業所も、今後はより多くの取引先へ幅広い人材サービスを提供すべく、新規営業活動に奔走しています。

関東と同じく、大阪本社の取引先S社より豊川市にある工場を紹介いただきました。以上、人材派遣事業部の活動レポートでした。

 

【編 集 後 記】

10月も下旬となり、ようやく秋らしくなってまいりました。過ごしやすい気候となり、皆さんもバリバリ仕事を頑張っているのではないでしょうか😊 ずっとこの気候が続いて欲しいです。。。

広報委員長 井口