ワールドプランニング社内広報誌
【社長コラム】
【新しい言葉が生まれる社会】
最近、「報連相」という言葉を以前ほど聞かなくなったと感じないでしょうか。
代わりに、「チンゲンサイ」や「オヒタシ」といった、新しい言葉の存在を知りました。最初はシャレのようにも聞こえましたが、これらの言葉は現代社会における職場の空気が色濃く映し出されているように思います。
たとえば「チンゲンサイ」には、二つの解釈があるそうです。
一つは、チ=沈黙しない、ン=ん?と思ったら尋ねる、ゲン=現場で判断、サイ=最初に共有、という前向きな意味。もう一つは、チン=沈黙する、ゲン=限界まで我慢する、サイ=最後まで言わない、という解釈です。どちらが正しい、という話ではありません。私が気になったのは、この二つの意味が同時に語られているという点です。言いたいことはある、でも言わない方が楽、言えば良くなるかもしれない、でも余計な摩擦は避けたい。そんな現場の迷いが、言葉の形を変えて表に出てきているのかもしれません。
同じ流れの中で、「オヒタシ」という言葉もあります。オ=怒らない、ヒ=否定しない、タ=助ける、シ=指示する。報連相のように、部下に求める行動を表した言葉がある一方で、上司や管理職に求められる姿勢を表す意味合いです。これは、一方が弱くなったという話ではなく、職場における関係性や期待値が変わってきている、ということだと思います。
今回この話題を取り上げたのは、最近「アンコンシャスバイアス(Unconscious Bias)」という言葉を目にしたからです。これは無意識の思い込み、無自覚の偏見、という意味でその意味を調べているうちに前述の言葉にたどり着いた次第です。
例えば、「若いから経験が浅いだろう」「口数が少ないからやる気がないのかもしれない」
「以前失敗したから、今回も同じ結果になるだろう」私たちは知らず知らずのうちに、こうした判断をしています。アンコンシャスバイアスは誰にでもあります。むしろ経験が多く、判断する立場にある人ほどその影響を受けやすい。経営者や管理職である私自身も例外ではありません。
私自身「こうだろう」と早く結論を出したことで、相手の話を最後まで聞けていなかった、と後から気づいたことが何度もあります。聞く側が、「どうせ言っても聞いてもらえない」「言うと面倒なことになる」そんな空気を感じ取らせてしまっているとしたら、報連相が減るのは、自然な結果です。報連相そのものが今はもう不要だ、ということではありませんし大切な考え方であることは変わっていません。ただ、形やスピード、距離感は、時代とともに変化している気がします。それを「最近の若い人は…」で片付けてしまうのは簡単ですが、受取る側である私たち自身が、自分の思い込みを振り返ることも同じくらい大切だと思います。
伝えてくれなかったことを責めるより、なぜ伝えにくかったのかを考えられる会社であるべきだと思っています。失敗そのものより共有してくれた勇気を評価し、反省し改善していく、そうした積み重ねが、結果として報連相や情報共有の質を高めていくはずです。
アンコンシャスバイアスを完全になくすことはできません。でも「今の判断は事実だろうか、それとも思い込みだろうか」と、一度立ち止まることはできます。その一呼吸があるだけで、相互理解は深まるのではないでしょうか。
議論や会話は正しさを競うためのものではなく、より良い結果を導くためのプロセスです。新たな言葉が生まれるとき、そこには何か理由があるはずです。不満かもしれないし、期待かもしれません。そこにも、私たち自身のアンコンシャスバイアスが潜んでいるのかもしれません。こんなことを徒然考えていた新年です。
まだまだ寒さ厳しい日々が続きます、引き続き体調ご留意ください。
製造事業部「慰労会」を開催しました!
昨年12月27日、製造事業部の慰労会を開催しました。当日は総勢51名が参加し、吉田駅前にあるお好み焼き・鉄板焼きの店「偶」を会場に、年末らしい和やかな雰囲気の中で行われました。
製造事業部は、2019年7月に当社布市第2社屋2階にてスタートしました。立ち上げ当初は10名にも満たない体制でしたが、その後、現大阪東工場への移転を経て着実に事業を拡大し、現在では約60名を擁する当社の主力事業へと成長を遂げています。今回の慰労会は、事業部開設以降、製造事業部全体として初めて実施された懇親会となりました。
開会にあたり、中野会長からは、日々現場で尽力しているスタッフ一人ひとりへの感謝の言葉とともに、「これからも力を合わせ、共に前へ進んでいこう」という力強いメッセージが贈られました。その言葉に、多くの参加者がこれまでの歩みを振り返り、今後への思いを新たにしたことと思います。
会は終始大変盛況で、美味しい料理を囲みながら部署や立場を越えた交流が生まれました。途中にはビンゴゲームも行われ、会場は大きな笑顔と歓声に包まれ、大いに盛り上がりました。普段は業務に集中する中でなかなか話す機会の少ないメンバー同士が親睦を深める、貴重な時間となりました。
今回の慰労会は、これまでの努力を労うと同時に、製造事業部が一つのチームとしてさらに結束を強める場となりました。今後も製造事業部は、現場力とチームワークを強みに、会社の成長を支える存在として歩みを進めてまいります。

【編 集 後 記】
天気がいい日曜日、海が見たくて淡路島に行ってきました。
淡路島と言えば玉ねぎ。玉ねぎつけ麺いただいてきました。
一個丸々フライが乗ってましてなかなか食べ応えのあるつけ麺で美味しかったです♪。
広報委員 中野
