ワールドプランニング社内広報誌

【社長コラム】

「意識と行動」

12月、3名に対し昇格の辞令を交付しました。

製造事業部の門松次長、自動車事業部の岡本課長、そして北本事業所の加藤副所長(副センター長)です。辞令には新たな職務内容を記載し、交付時に読み上げます。文字数は限られていますが作成に当たっては様々な経緯や将来展望を踏まえ熟考しており、受け止め方は人それぞれですが、少なからず責任や重圧を感じていることでしょう。

人は昇格昇進したからといって、その瞬間から昨日までできなかった仕事ができるようになったり、人の心が理解できるようになったり、部下の指導が完璧になったり、新職務がこなせる様になるわけではありません。大切なのは、期待される職務を自分なりに理解し、その内容を意識することです。自分の向かう方向を意識していればそれは無意識のうちに行動に反映されます。業務時間中はもちろんですが、職場を離れた時間帯でも以前の自分との違いに気づく瞬間があるはずです。

今回は辞令を例に挙げましたが、人間誰にでも時間が経ち、振返りをした際に「あれはこういうことだったのか!」と実感した経験があると思います。

先日「マハトマガンジーが指摘する7つの社会的大罪」に関する書籍を目にする機会がありました。その中から気最も興味深い要旨を3項目抜粋して以下に披露します。

①私たちに自由の権利があるとすれば、私たちには他者の自由を尊重する義務がある

②私たちに自身と家族のために一定水準の生活を得られるよう公正で好ましい条件の下で働く権利があるとすれば、私たちには自己能力の最善を尽くす義務がある

③私たちに教育を受ける権利があるとすれば、私たちには能力が許す限り学び更に、私たちの知識と経験を他者と分かち合う義務がある

私自身これらを「権利と義務は一体」という解釈でやや安直に受け止めてしまいましたが、その真意は「人間の行動を導くために複雑なシステムは必要ない、他人にしてもらいたいことを他人にせよ」ということでした。

これらの言葉の意味を、一年を終えるに際し今一度自分自身に置き換えてみたいと思います。

 

<年末年始を迎え>

1年を振り返ると様々な出来事が思い出されると思います。大谷翔平選手の超大型契約に驚いていたのがちょうど昨年の12月のことです。今年は他チームにおいて更にそれを超える契約が結ばれたようですが、そんなところからも日米経済力の格差を感じてしまいます。来年も世界は激動していくことでしょう。

2024年新たに仲間に加わってくれた方々、以前からお勤めいただいている方々も一年間お疲れ様でした、大きな事故なく過ごすことができたのは一重に皆さんのご協力あっての結果であり、年々この想いが強くなっています。一年間ありがとうございました。

ワールドプランニング株式会社  代表取締役 植村 篤

 

 

広報委員が選ぶ2024年度のトピックス‼

1月:能登半島地震発生

2月:日経平均株価がバブル期超え

3月:「紅麹」サプリで健康被害

4月:円安、34年ぶり1ドル160円台

5月:改正民法成立、「共同親権」導入へ

6月:天皇、皇后両陛下が英国公式訪問

7月:20年ぶり新紙幣の発行

8月:パリ五輪、日本は海外五輪で最多メダル45個

9月:自民党総裁選で新総裁に石破氏が選ばれる

10月:大谷正平選手所属のドジャースがWシリーズ制覇

11月:内部告発問題で失職の兵庫県知事が再選

12月:女優の中山美穂さん死去

 

<年末年始休暇のお知らせ>

不動産事業部

12/29 ~ 1/5

人材派遣事業部

12/29 ~ 1/5

自動車事業部

12/29 ~ 1/6

製造事業部(大阪東工場)

12/28 ~ 1/5

愛知事業所、泉大津事業所、北本事業所

12/28 ~ 1/5

 

【会社創立30周年を迎えて】

平素より、会社の成長と発展に多大なるご尽力をいただき、心から感謝申し上げます。おかげさまで、弊社はこのたび創立30周年を迎えることができました。この節目を迎えるにあたり、まずは皆さま一人ひとりの貢献に感謝し、改めて感謝の意を表したいと思います。

私たちの会社は、中野会長が不動産業者として操業を開始し、そこから歩みをスタートしました。当初は不動産事業を中心に事業を展開してきましたが、リーマンショックや東日本大震災といった経済的な困難に直面した際も、皆さまの力強いサポートのおかげで乗り越えることができました。

その後、事業を多角化し、不動産業に加えて人材派遣業、自動車販売業、製造業、物流事業など、新たな分野に挑戦しながら成長を続けてきました。これもひとえに、皆さまが日々の業務に真摯に取り組み、挑戦を続けてくださったおかげです。

そして現在、植村社長が中野会長からバトンを受け継ぎ、新たな時代を切り開いています。これまでの30年は、「挑戦と成長」の精神が私たちの原動力でした。これからも、その精神を胸に一丸となって未来へ向かい、新しい価値を共に創り出していきましょう。

引き続き、皆さまの協力と挑戦をお願いし、共により良い未来を築いていくことを楽しみにしています。

 

「今年の漢字は“金”」

2024年の「今年の漢字」は「金」に決まりました。この漢字が選ばれた理由として、以下のような出来事が挙げられます。

  • パリオリンピック・パラリンピックでの活躍: 日本人選手が多くの金メダルを獲得し、国民に大きな感動を与えました。
  • 大谷翔平選手の活躍: 大谷選手がメジャーリーグで50本塁打・50盗塁(50-50)を達成し、3度目のMVPを受賞するなど、野球界で輝かしい成果を上げました。
  • 佐渡金山の世界遺産登録: 新潟県の佐渡金山が世界遺産に登録され、歴史的な価値が再認識されました。
  • 政治の裏金問題や闇バイト: 政治資金の不正使用や、金銭目的の犯罪が社会問題となり、ネガティブな側面も浮き彫りになりました。

これらの出来事から、「金」が2024年の世相を象徴する漢字として選ばれました。

 

【編 集 後 記】

2024年度も広報誌をご覧いただきありがとうございました☆彡

今年度よりWEB明細システム内に広報誌を掲載させていただき、いつでもどこでも見ていただけるようになりました。

来年度もよろしくお願いいたします★     広報委員一同